理化学研究所の小保方晴子さんが、早稲田大学大学院で博士号を取得した論文に文章や画像の流用が指摘された問題で、7月17日、早稲田大学の調査委員会は「不正はあったものの博士号の取り消しには該当しない」と発表した。
【小保方氏ら博士論文コピペ盗用問題】早稲田大学 調査委員会 記者会見
http://live.nicovideo.jp/watch/lv186404938[リンク]
多くの方がこの決定に疑問を持つ中で、脳科学者の茂木健一郎さん(@kenichiromogi)は
きちんと調べてそうなら、いいんじゃないか。なぜ取り消さない、といきり立つのは、非論理なファシズム。RT @47newsflash: 小保方晴子氏の博士論文を調べた早大の調査委員会は、「学位取り消しに該当せず」との報告書公表。 http://t.co/4elHXNms0V
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) 2014, 7月 17
「きちんと調べてそうなら、いいんじゃないか。なぜ取り消さない、といきり立つのは、非論理なファシズム。」
と、この小保方さんのニュースを報じた記事のURLを示しツイート。評論家の東浩紀さん(@hazuma)たちと『Twitter』上でやりとりを続けた。
そして、
「早稲田大学が、調査して出した結論を、頭ごなしに否定する人たちのほうが、よほど非科学的である。私は別に小保方支持ではないが、適正手続きというものはあるとおもっている。」
「STAP細胞の話が出た時、私は別に熱狂しなかった。小保方叩きにも、同じように与しない。あちらだ、こちらだと、ろくに考えもせず右往左往する人たちが多すぎる。オーストラリアの大地から、苦言を申し上げる。」
ともツイートしている。
『Twitter』で何かと話題になる茂木さん。今回の小保方さんの学位問題に関しての一連のツイートも、さまざまな意見が寄せられているようである。
※茂木健一郎さんの一連のツイートのまとめ
茂木健一郎「早大が調査して出した結論を頭ごなしに否定する人たちのほうが非科学的」
http://cureco.jp/view/217/
※画像は『Twitter』より