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渋谷ランチ:ブレイク前のどこにも似ていない絶品かつ丼ーー「かつどん屋 瑞兆」(味:★5 気配り:★5)

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かつ丼 断面ガジェット通信スタッフがおすすめするランチやグルメをレポート。本日紹介するのは渋谷の「かつどん屋 瑞兆(ずいちょう)」さんです。

■ランチレポ:「かつどん屋 瑞兆」(ずいちょう)
通しで営業を行っているとのことなので、ランチメニュー・ランチタイムというくくりではないことをあらかじめおことわりしておきたい。
■営業時間:11:30~20:00 日祝日定休
■アクセス:JR渋谷駅ハチ公口徒歩15分
■住所:東京都渋谷区宇田川町41-26 パピエビル 1F
瑞兆 看板

看板

ビル入り口
■たべたもの「かつ丼」
■たべたもの:かつ丼
■値段:1000円
■内容:かつ丼、お漬物、お吸い物
■食べた日時2014年1月16日木曜日11時30分ごろ入店

かつ丼
●味
★★★★★
注文ごとに手際よく揚げられたトンカツの油が切られている間に、別途フライパンが温められる。そこに流し込まれたとき卵にほど良く火が通ったところで揚げたてのトンカツが乗せられ、馴染んだところで用意された丼に移される。
そう、一般的なかつ丼はダシ汁にカツと玉ねぎが煮込まれ、その上に溶き卵が流し込まれる。だが「瑞兆」のかつ丼は卵の上にカツが乗せられ、その上にタレがかかっている。
まさに、“どこにも似ていないかつ丼”なのである。

サクサクの衣にかかっているのは、天丼のそれを連想させる甘じょっぱいタレ。ただし、味は濃すぎずダシの奥深さなどを感じさせる、非常に繊細な印象だ。
衣の軽さ、肉の旨味、半熟卵の柔らかさ、上品なタレ、一粒一粒が際立つ米、――食べていて夢中になる完成度のかつ丼である。

漬物は自家製の白菜、そして愛知から取り寄せたというごぼうの味噌漬け。そして椀にはほんのりゆずの効いたお吸い物。気張らないけれども全く手を抜いていない箸休めがきちんと脇を固めている。

重ねて言うなれば瑞兆のかつ丼の良さは決してその“奇抜さ”ではなく、バランスも含めた“完成度”だ。「また食べたい」と強く思わせてくれるかつ丼に出会えた事を感謝したい。

「瑞兆」はこの完成度、渋谷での立地を考えると、今後間違いなく人気が出る店舗であろうと予想される。正直なところ、「あまり人に教えたくない自分だけが知っている名店」なのだが、(おこがましくも)繁盛してほしいという素直な気持ちも込めてレビューさせていただいた。

かつ丼 ふた

●お店の雰囲気とサービス
★★★★★
店舗はカウンターのみ。割烹料理屋のような上品なたたずまいと女将の気遣いが感じられる接客。随所に気配りが見られる点については、「マニュアルだけのサービス」とのハッキリした違いが心地よい。
構造上、体格のいい人にとっては若干狭く感じる可能性もある。

●評価
ボリューム:多すぎず少なすぎず。ご飯の大盛り(無料)も可能です。
オーダーの早さ:10分程度。
混雑具合:取材時点ではすぐに座れた。
その他:温かいお茶、お漬物、お吸い物付き


●その他の写真

かつ丼ふた アップ

瑞兆 カツ丼

外看板アップ


ごちそうさまでした。

※データ・掲載情報は取材日時のもので、変更されている場合があります。
※記事内容は記者自身の感覚に基づくものです。

■詳細情報
店名:かつどん屋 瑞兆(ずいちょう)
メニュー:
かつ丼 1000円(大盛り無料)
ビール 500円

電話:非公開
場所:東京都渋谷区宇田川町41-26 パピエビル 1F
席数:8

店舗情報:


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■著者データ
wosa
しばしば「予備校生のような出で立ち」と揶揄される1970年世代。 編集部内での血圧ハイスコアラーであったため、現在は減塩中。血圧計はテルモ製。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。iPhoneをうらやましがりながら古いAndroidを使い続けていたがついに限界を迎え、現在はiPhone5sを使用。 グルメ記事担当になると妙な力が入る。着信音はGradiusかDARIUSかR-TYPEだったが現在は「半沢直樹」。大和田常務好き。
TwitterID: wosa
wosa

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