今回はメカAGさんのブログ『疑似科学ニュース』からご寄稿いただきました。
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アメリカの貧困(疑似科学ニュース)
500万世帯前後、総世帯の5%未満に、全米の60%の富が集中しており、トップ20%が84.4%の富を握っているそうです。そして、経済的に安心して暮らしていけるのは、この5%の金持ちだけだとのことです。
アメリカ社会の最下層にいる「落ちこぼれ」は、貧困ライン(4人家族で年間所得約280万円)に満たない世帯や、スラムの黒人やヒスパニック、保留区のネイティブ・アメリカン、難民や違法移民の大半で、人口の25~30%前後を占めています。
貯金が全くない世帯は25%。人口の15.7%、4500万人は医療保険が全くなく、18~64歳に限ると、19%は医療保険がありません。
一番の問題は住居らしく、ワンベッドルームのアパートを借りるためには全国平均で時給8ドル89セントが必要。にもかかわらず、全労働人口のほぼ30%が時給8ドル以下で働いているそうです。
「格差と貧困」 『圓光寺』
http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/kakusa.html
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アメリカも大変だよね…。
「所得分布(おすすめサイト)」 2008年10月18日 『NY Life』
http://myny.exblog.jp/9957417
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「世界の格差を可視化」 2007年03月30日 『テツの日記』
http://blog.livedoor.jp/hikochan4556/archives/50739317.html
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http://getnews.jp/img/archives/2014/09/a02.jpg
これを見ると、日本の方が「格差」ではマシにみえる。上の図がアメリカ単体。下の図は黄緑色で比較的正規分布に近い形になってるのが日本ね。対数尺な点に注意。
アメリカの場合年収1万ドル以下(100万円以下)の部分に1つ山がある。全体の山は…3万ドル(300万円)あたりですかね。日本のピークもそれぐらい(ちょっと低いが)。
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終身雇用とか廃止した場合、経済が発展するかはなんともいえないが、格差が拡大することは確実。なのに格差があるのはけしからんから、終身雇用を廃止しろという人たちは、なんか終身雇用廃止は万能薬とでも思ってるんですかね…。
執筆: この記事はメカAGさんのブログ『疑似科学ニュース』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2014年09月19日時点のものです。