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【動画】2ch“鳥人間コピペ”の宮内空野がレポーターとして登場 突き抜けた鳥人間オタクっぷりが素晴らしい

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『鳥人間コンテスト』は、「自作人力飛行機による飛行距離および飛行時間を競う」ことを目的とした、1977年から行われている大会だ。テレビの全国ネットで放送もされているので、見たことがある人もきっと多いはず。

37回目となる今大会も『Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2014』として放送されるが、その放送直前企画として公開された動画に登場する宮内空野氏が“突き抜けていて”素晴らしいので紹介したい。

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宮内氏は2006年 第30回鳥人間コンテスト 人力プロペラ機ディスタンス部門の優勝チームである東北大学のパイロット。そのフライトの際に発したセリフは、「宮内語録」として『2ちゃんねる』のコピペになるほどのインパクトを備えている。

「対地速度27キロメーターパーアワッー!」
「インカムに怒鳴っても仕方ないな」
「これがいわゆる竹生島の引っ張りってやつか?」
「どんどん吸われてるぜ」
「プラットフォームへ座標変更」
「ラダーを左に操作する!ラダーを操作すると機体が下がる!」
「この声が聞こえたら 了解といってくれ!」
「重たいんだ。すごく重たいんだ」
「風のおかげだ。これが切れたら…落ちる。」
「風 きてくれ おねがい」
「もはや限界に近付きつつある」
「もはや なんてことだ」
「御無体な」
「そんなところの筋肉がマジで」
「やれやれ」
「これでただの人に戻ったよ」

余談だが、この5年後の大会である2011年 第34回大会に登場する東北大学 中村拓磨パイロットも数々の名言を残し、ネットを沸かせている。東北大学ウィンドノーツは伝統的に熱いチームということなのだろうか。

そんな宮内氏もレポーターは初体験。当初はたどたどしい感じで恐る恐る日大のチームのレポートを行うのだが、機体の説明に入った4分50秒あたりで宮内氏の“スイッチ”が入る。
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ペダリングのパワーをプロペラへと伝達するシャフトや歯車について朗々と説明し始めるのだが、全くよどみがないのだ。その設計がすべて見えているかの様子は、もはや鳥人間という名の技術者。ちょっと嬉しそうだ。番組開始時のたどたどしさはどこへ行った……。

その後、機体のエンジンでもあるパイロットへのレポートを行うところで、さらに宮内氏の回転数が上がる。

パイロット自身がペダルを踏んで空を飛ぶ機体であれば、パイロットはアスリートばりの鍛え方で記録に挑む。人馬一体ではないが、そんなチーム全体の思いがドラマを生むのがこの大会。

元パイロット宮内氏は「追い風に負けないために風に抗って飛ぶシチュエーションがあるんですよ、というか、このシチュエーションの方が多いですよ」と、現役パイロットにアドバイスを送るのだが、もう、完全に部室に遊びに来た元OB(笑)。
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「そのシチュエーションでは、普通に250W(パイロットの運動量)超えてきます」と、ちょっとここでも嬉しそう。彼はもう完全に鳥人間だ。パイロットにアドバイスもエールも送るのは、本当にこの大会が好きだからこそなのだろう。

「(最後に)アドバイスなんかあったら」とディレクターに言われた宮内氏、なぜか「ちょっとエルゴ(運動負荷を測る装置)漕がせてくださいよ」と、トレーニングを始める。「むっちゃ楽しそうじゃないっすか!」え、話聞いてない?

そこで楽しむだけかと思いきや、漕ぎながらアドバイスを始める。スゴイな、この人……。
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専門的すぎるのにめっちゃ楽しそうな宮内氏の動画はこちら。

鳥人間コンテストの裏側大公開! 理解不能!? 熱き鳥人間たちの生態に迫る! 伝説のパイロット「宮内空野」が熱き鳥人間を追う『日大編』|無料動画 GyaO!
http://gyao.yahoo.co.jp/player/00220/v12146/v1000000000000002320/

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この紹介動画、5本連続公開企画のうちの1本らしいので、これ以外にも面白ディープな動画が控えているに違いない。5本の動画は『GyaO!』の下記ページで公開予定。

鳥人間コンテストの裏側大公開! 理解不能!? 熱き鳥人間たちの生態に迫る!|無料動画 GyaO!
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00220/v12146/[リンク]

『Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2014』は9月3日(水)夜7時に放送予定だ。これらの紹介動画を観ておくことで、さらに本編が楽しめるはず。

「この声が聞こえたら 了解といってくれ!」


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