8月2日は赤塚不二夫さん没後7回忌。あの悲しみ、そしてタモリさん伝説の弔辞からもう6年も経ったなんて驚きます。そんな赤塚不二夫さん生誕80周年を企画して国民的名作ギャグマンガ「天才バカボン」の初の長編アニメ映画『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』の制作が決定。監督・脚本は「鷹の爪」をはじめ数々のヒット作品を生み出しているクリエイターFROGMANさんが務めます。
物語は日本中に感動を呼んだあのフランダースの犬のラストシーンからスタート。が、しかしネロとパトラッシュが天使の手を振りほどき、悪の手先となって現代に蘇り、いままで自分を虐げてきた人間への復讐の鬼となり悪事を繰り返します。私が知ってるフランダースの犬じゃない! そこに現れたのは、あのバカボン一家。変わらない馬鹿さを武器に1人と1匹に挑みます。
本作は、ネロとパトラッシュの原作では決して見られない恐ろしい姿、そして変わらないバカボン一家の馬鹿さ 加減、バカボンのあの名物キャラクターも多数登場し、そして感動? のラストにはあの人までも登場と超豪華な 顔ぶれとなっている。 絶対に一緒になるはずのない二組を引き合わせたのは、「鷹の爪」など数々のヒット作品を生み出している FROGMANさん。
今作を通してバカボン一家の姿から、思いやりの大切さ、人間としての本当の”賢さ”とは何か、そしてお馴染の”これでいいのだ!”のフレーズで現代社会を痛烈に皮肉りながら子供から大人まで楽しめる現代 版「バカボン」を見事に描いていきます。
映画『天才バカヴォン~蘇るフランダースの犬~』は2015年春休みロードショー。