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『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』のタロットカードの話

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『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』には、スタンドと呼ばれる可視化された超能力が登場します。スタンドの能力や名称は、タロットカードの暗示によって決められます。

主人公の空条承太郎はタロットカードの「星」(スター)の暗示なので、スタープラチナという名称です。ジャン・ピエール・ポルナレフは「戦車」(チャリオッツ)なのでシルバーチャリオッツ。敵のデス・サーティーンは「死」(デス)のタロットカードです。

『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』の連載当時、実は現在のタロットカードとはデザインが違っていました。実在する他者のタロットカードのデザインをもとに、漫画に使用していたようです。

それが『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ』における初期デザインのタロットカードです。

そのため、途中からタロットカードのデザインを荒木先生のオリジナルに変更した経緯があります。コミックスでも、3部の序盤あたりは初期デザインのタロットカードがそのまま掲載されているものがあります。

ポルナレフのシルバーチャリオッツは人気のデザインをしていますが、初期デザインのタロットカードから着想を得たデザインなのではと言われています。デス・サーティーンのデザインも同様です。実際に見てみると、確かにタロットカードの初期デザインとスタンドがそっくりです。

もし興味があるならば、初期デザインのタロットカードがどんなものだったか、過去の単行本や週刊少年ジャンプを見てみると良いでしょう。もちろん、現在は荒木先生のオリジナルデザインに変更されていますよ。

※この記事はガジェ通ウェブライターの「太郎改太郎」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?


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