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料理とプログラミング(メカAG)

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料理とプログラミング(メカAG)
今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
■料理とプログラミング(メカAG)
「この発想はなかった!! 大量のプチトマトを一発でカットするライフハックがすごい」 2014年04月17日 『ロケットニュース24』
http://rocketnews24.com/2014/04/17/433119/

う~む、この発想はなかった…、で終わってしまうのも芸がないので話をふくらませてみる。以前、玉子焼きの作り方についてアハ体験(笑)をしたことを書いた。

玉子は火を止めてからも自分の熱でどんどん煮えていくので、フライパンの上でベストな硬さにすると、食べるときには煮えすぎて硬くなってしまう。すなわちかなり手前で火から降ろさなければならない。このコツを俺は自分では気づけなかった。考えたこともなかった。ただなんとなく「なんか硬いな」と思いながらも、特に疑問を持たずに食べていた。

今回のプチトマトの切り方も、よもやこんな方法で切るとは俺には考えつかなかった。

   *   *   *

でもそれは本当に真剣に考えてなかったからだと思うのだよね。プログラムを作る場合のように、どう設計すれば美しく設計できるか?ほとんど無駄とも思えるほどのエネルギーを、料理に対しても注げば、きっと俺でもこうした方法に辿り着いたはず。

プログラムの設計はいかに余分なものをそぎ落として、問題の本質に迫るかだ。プチトマトを半分に切るには垂直に切らないとならないという先入観は、プチトマトを切ることの本質に迫れば、不要なものだと気付き、水平に切る方法を編み出せたはず。玉子焼きも「なぜベストな状態に焼き上げたはずなのに、食べるときに硬いのか」の原因を本気になって救命しようとすれば、正しい結論に辿り着いたはず。

つまり「人が思いつかないアイディア」を考えつくのは、運とかひらめきではなく、その問題に対していかに真剣に考えたかの違いだと思う。俺は料理に対して、プログラミングで言えば「まあ、なんとなく動けばいいや」程度の気持ちでやっているわけだ。極限まで余分なものをそぎ落とし、さらにその先、なにかそぎ落とせないかを追求する姿勢、それが結果として世間一般では「ひらめき」と呼ばれるものを生むのだ。

俺はこうした情熱をプログラミングにしか注げないが、世間一般で「頭の回転の速い人」「要領のいい人」というのは、こういう情熱をもっと広く、俺がどうでもいいと思っているようなことにも、注ぐのだろう。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年04月21日時点のものです。

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