■2014春アニメクロスレビュー『暴れん坊力士!! 松太郎』
過去のものがたり 昭和の長崎。閉鎖を余儀なくされている炭鉱の町で、母と4人の兄弟とともに暮らす松太郎は、成人しているにもかかわらず今もまだ中学3年生。 ろくに勉強もせず、怪力を武器にやりたい放題のダメ生徒だ。そんな松太郎が学校に行く目的は、憧れの南先生の存在だった。 ある日、松太郎は強引に南先生をトラックに乗せ、ドライブへ。甘いスポーツカー・デートを妄想しながら爆走する松太郎だが、その行動が思わぬ結果を生んでしまい…！？
制作／東映アニメーション
声優／松平健、水谷優子
4月6日よりスタート
テレビ朝日系 毎週日曜日 06:30～
公式サイト：http://www.tv-asahi.co.jp/matsutaro/[リンク]
2014春アニメクロスレビュー 記事一覧はこちら
●総合得点 平均
4.7／10点（レビュアー 3名）
●アニ二郎探検隊のレビュー
演出 7
脚本 7
作画 7
OP / ED 8
マツケンサンバ度 10
－－－－－
総合 7
のたり松太郎の主人公を暴れん坊将軍の松平健が声優をやるので暴れん坊力士にタイトル変更しました。という誰都合の作品。さすがに30代の自分もこの時代に懐かしさもなんにも感じないのでこの時代に共感できるのってもっと上の世代かなぁ。日曜の朝6時半に懐かしいなぁと定年迎えた方々が見るのだろうか。主題歌は演歌風デュエットでまたしても誰得だと思うけどマツケン歌はうまい。
●ジョージ・レックのレビュー
演出 9
脚本 9
作画 9
OP / ED 100
なぜ今なのか度 9
－－－－－
総合 2
松太郎がクズすぎるネ！近年稀に見るクズ主人公よ！日曜の早朝からクズキャラをグイグイ押し付けてくるなんてどんな判断だ！松平健が声優を担当しているというところ以外、愛すべきところが何もないキャラ、それが松太郎。なんか利権とか配慮とか変な事情が隠れてるだろこの誰得アニメ。どう見ても呑んだくれクソ親父ルックスの松太郎が中学生というのが実に昭和っぽいが、昭和と言っても高度経済成長前くらいの世界観。相撲のすの字も出てこないまま、松太郎の逮捕で1話が終わるというまさかの展開に腹がよじれる。暴虐の限りを詰め込んだバイオレンス・レトロ・Animationに『最強銀河究極ゼロ』待ちのチャイルドたちはこのアニメに何を思うのか。怪奇！まさに怪奇！
●ｓｒｂｎのレビュー
演出 8
脚本 6
作画 9
OP / ED 9
ADULT ONLY 10
－－－－－
総合 5
近年稀に見るクズ。主人公・松太郎に褒めるべきところが何一つ見当たらない。力が強いこと以外、まるでクズ。“力士”要素ゼロな上、暴れん坊というレベルを超えた暴走狂人・松太郎。よくある「心がおおらかだから多少の乱暴は許してあげよう、根はいいやつなんだ」という程度の暴力キャラではなく、松太郎は「根がクズ、行動がクズ、暴力で解決するが反省はない、成人のクセして中学に通い酒も飲む、弁当を盗み食いし、挙句の果てに金と女が大好き」という完全クズでした。これ以上のないクズっぷりに作品について賛否両論分かれそうですが、松太郎については全会一致でクズ。素晴らしいアニメでした。
●レビュアープロフィール
アニ二郎探検隊
アニメの流通も手がける某企業に勤務する元イベント屋の30代
ジョージ・レック
古いアニメから最新のアニメまで広く浅く監視中。ロボット・能力バトル・恋愛・日常…なんでも食う系男子。好きなアニメは「聖闘士星矢」「輪るピングドラム」「ぱにぽにだっしゅ！」
srbn
OPやEDに弾幕が流れるようなアニメをよく観ていますよ。
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■著者データ
ガジェット通信
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