ハリウッドのドルビー・シアターで行われていた『第86回アカデミー賞授賞式』が閉幕。世界最大の放送局・ABCが初めて実施したライブストリーミング中継を世界中の映画ファンが見守る中、『ゼロ・グラビティ』『アナと雪の女王』『それでも夜は明ける』など、日本でも話題の作品が各賞を受賞しました。
今回、作品以外のところで会場が沸いたのは、司会を務めたエレン・デジェネレスが注文したピザの配達を生中継した場面。地元のピザ屋で働く本物の店員がステージに登場して客席の役者さんたちにピザを配り始め、その脇でブラッド・ピットが紙皿を配るのを手伝うという珍しい光景に観客はバカウケ。
海外のネット掲示板でもさまざまな感想が書き込まれていました。
・今回一番面白かった場面
・胸糞悪いわ。「みんな見て、これが下層民よ。私達には自家用ヘリがあるけど、彼は生きるためにパンとチーズの皿を配達しているの」
・劇場周辺の道路は封鎖されてたんだよ。間違いなくヤラセ
・テレビの99％はヤラセ
・本人は知らなかったかもしれないけど、ピザ屋は知ってたんじゃないかな
・もしヤラセならピザの箱にコカ・コーラのロゴが入ってるわけないだろ。アカデミー賞のスポンサーはペプシなのに
・ペプシは怒っていい
・サムスンはもっと怒っていい。エレンはサムスンタブレットの宣伝してたくせに、ツイートはiPhoneからアップしていたんだ
・この店いつも利用してるけど、この配達人に何度か会ったことあるからヤラセじゃないと思う
・この『BIG MAMA'S ＆ PAPA'S PIZZERIA』はロサンゼルス周辺だけの小さなデリバリーチェーンだよ
・俺の好きな地元のピザ屋だったから興奮した
・クソッ、俺の住んでる地域には届けてくれないのか
・ある報道によるとチップは150ドルだったらしいよ
・300ドルだったって聞いたけど
・アカデミー賞会場から注文が入った時は誰が届けるかでケンカになるんだろうな
どうやらピザの場面はヤラセではなく、「パスを持った関係者がピザ屋まで車で迎えに行って、ピザと配達人を車に乗せて連れてきた」というのが真相のようです。でも、箱のコカ・コーラロゴは盲点でしたね。あと、ステージ上で『GALAXY』端末の宣伝をしておきながら、舞台裏では『iPhone』でツイートしてたというのも、ちょっとスポンサーへの配慮に欠けるかも。サムスンとペプシは大金を払ってスポンサーになってくれたのに。エレンさん、なんだかいろいろ「やっちまった」ようですね……。
ブラピやアンジーと一緒に“自撮り”してリツイート記録を更新したこの写真は『GALAXY』からアップされました。
しかし舞台裏では自前の『iPhone』で投稿。『TweetDeck』などのアプリで見ると、「Twitter for iPhone」が露わに。せめてイベント中だけでもサムスンで通せばよかったのに。
画像引用：
bigmamaspizza.com [リンク]
エレン・デジェネレス『Twitter』公式アカウント（@TheEllenShow） [リンク]
※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか？
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■著者データ
ガジェ通ウェブライター
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