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『スーモ地元自慢』したいから 地元の写真を撮るために雪の長野に行ってみた

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善光寺●「ちょっと長野行ってきてくれる?」

「wosa記者、地元は長野でしたっけ」
はい、そうですが。
「ちょっと、長野行ってきてくれる?」
は?

聞けば、不動産サイトの『SUUMO(スーモ)』が、“スーモ地元自慢”の写真投稿サイトをオープンするという。
「いやぁ、サイトはまだオープンしていないんだけども、先んじて、地元の写真を撮ってきて欲しいんだよね。地元嫌い?」
いえ、好き、ですけど。
「じゃ、よろしく!」
ちょ、ちょっと……。

強引な編集部の依頼で、数時間後には長野新幹線のホームに並ぶ記者。長野新幹線
折しもこの日はまだあの豪雪の影響で、各地の交通がマヒしているというタイミング。いくらなんでも長野新幹線は大丈夫だろう、と乗り込んだのだが、とんでもない乗車率!しかも東京駅まで僕が乗ってきた中央線、次の電車は止まってしまうトラブルに見舞われていた(あぶないー)。
危ういながらも無事に長野駅に到着できた記者。なんかツイてたなー、と思いつつ、編集部の依頼を思い出す。

「地元の面白い写真とか、ちょっとイイ画とか、自慢できそうな写真だったら何でもいいよー」

うーん、言いたいことはわかるがなんかアバウトだ。『SUUMO』ってあの緑の丸いキャラの不動産のところだよな……などと思いつつ、目線は駅ホームの立ち食いそばに。そば屋

そば屋
長野駅のホームの駅そば、実は何気にクオリティが高いのだ。駅そばを食べつつ次に行くところを思案する。駅そば

やっぱり知名度的には善光寺かなぁ。善光寺のすぐ近くで20年近く住んでいたので、市内から善光寺にかけてのエリアには明るいつもりだ。けれどもそこから20年近く経っているのでところどころが様変わりしているのも事実。長野オリンピックおやきは相変わらずあちこちで売られてますがね。おやき

昔ながらの部分も新しい部分も楽しみつつ、『地元自慢』できるようなポイントを追っていくことに。

ローカル線『長野電鉄』を使って繁華街『権堂』まで足を伸ばす。長野電鉄、『モンスターハンター』とのタイアップで今は列車の発車音楽がモンハンなのにちょっとウケる。長野電鉄モンハン電車
地上に出るとあちこちに雪が残る。松竹相生座
もともと雪が多い地方ではあるものの、雪の少ない近年にしては良く降った方らしい。

徒歩でアーケードを抜けて善光寺へ向かう。
『SUUMO』のサイトで全国の人が見るんだよなあ……。善光寺って名前的には全国区だよな、多分。七味唐辛子のブランド『八幡屋磯五郎』の本店も近所にあるけれども、これも全国区なのかなあ、といろいろ考えながら写真をパチリ、パチリと撮っていく。八幡屋磯五郎
(そうそう、地元を離れて気づいたのですが、雪国の人は雪の時に傘をささないです)

途中で買った『つるやの酒まんじゅう』(酒麹を使った非常に柔らかい生地の饅頭)をほおばりながら、坂を上ると見慣れた石畳の参道が現れる。つるや

酒まんじゅう
ああ、なんか、この石畳を見ると地元!って感じがする(雨の日は滑るんだ、これが)。

三つ児の頃にその出で立ちの恐ろしさに泣かされた『仁王像』を経て山門に。仁王様さらに本堂へ向かうにつれて雪が強まる。先の大雪の影響で、参拝客は少な目だ。仲見世
雪が多く人の少ない境内に向け改めてシャッターを切ると、ちょっと“よそ行き”な感じの地元写真に見えてくる。
善光寺山門

善光寺

善光寺

自分が「当たり前」だと思っていた景色を、他人に紹介するつもりでながめてみると案外色々な発見がある。例えばローカル線『しなの鉄道』の扉は自動で開かない事は当たり前だと思っていた。寒いから自動で開きっぱなしになると発車待ちの人たちが凍えてしまうからだ。しなの鉄道けれども、土地が変われば自分の「当たり前」はそうではなくなる。

しなの鉄道_s

こうしたささいなことも、他の地方の人から見たら興味深いことかもしれない。そう考えたとき、くだんのサイトでは他にどんな投稿写真が集まるのか、興味が湧いてきた。自分の見た事の無い『地元自慢』が見られるかもしれない。

●『スーモ地元自慢』オープン
スーモ地元自慢
かくして、『スーモ地元自慢』のサイトが2月27日にオープン。

『スーモ地元自慢』
http://jimoto.suumo.jp/


スーモ地元自慢
気になる他の人の写真を見てみると……ああ、みんなイイ写真ばかり……。いくつか見てみると、固定の写真とスライドショー形式の二通りがあるようだ。

スーモ地元自慢
自分が写真を投稿するには、左側の黄色いボタン「あなたの地元写真を投稿しよう!」から。クリックすると「写真1枚」と「プレゼンスライドショー」がここで選べる。
更に進むと、「スタイル」が6種類2パターンから選択できる。なるほど。

スーモ地元自慢
この次に実際の写真を選んでアップロードできる。スライドショーの場合、最大5点までアップできるようだ。写真と一緒に表示される「コピー」は「スタイル」ごとに、色々な表示のされ方があるようなので、意図した表示がされるように「プレビュー」で試してみることをおススメする。

投稿完了すると、プレゼント応募やリクルートIDへの登録に進むことができる。
プレゼントは合計121名に当たる豪華景品。『地元自慢大賞』はなんと家財道具100万円分!他にも限定品の『スーモキャラクターぬいぐるみセット』や『ソニー レンズスタイルカメラ DSC-QX10』などが用意されている。

更に『じゃらんnet』や『ホットペッパーグルメ』などで使える『リクルートポイント』のプレゼントも。

スーモ地元自慢
投稿してみた後で改めて見ると、他の投稿は「おすすめ」以外にも「新着順」「人気順」「都道府県別」「テーマ」などで観ることができるようだ。

『地元自慢』を通して、色々な“地元”の景色を楽しむことができる。いろいろ見ていると「次に住むならこんなところもいいなー」と、見知らぬ“地元”への想いもふくらんでくる。

住み慣れた地元も、投稿するつもりでスマホやデジカメを覗くと、ずいぶん景色が変わるということを今回知った。
きっとあなたの地元も変わった風景になるはずなので、是非試してみていただきたい。

※記者の投稿は『スーモ地元自慢』にて「wosa」で検索してご覧いただけます。[リンク]



『スーモ地元自慢』
http://jimoto.suumo.jp/ [リンク]

関連動画
http://youtu.be/WkgfYC91Pys [リンク]


とうがらし

郵便局

お地蔵さん

長野駅前


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■著者データ
wosa
しばしば「予備校生のような出で立ち」と揶揄される1970年世代。 編集部内での血圧ハイスコアラーであったため、現在は減塩中。血圧計はテルモ製。 「防水グッズを持って水をかけられるのが好き」などの特殊な性質がある。iPhoneをうらやましがりながら古いAndroidを使い続けていたがついに限界を迎え、現在はiPhone5sを使用。 グルメ記事担当になると妙な力が入る。着信音はGradiusかDARIUSかR-TYPEだったが現在は「半沢直樹」。大和田常務好き。
TwitterID: wosa
wosa

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